一番上は塀の塗装工事前の写真です。
縦にも横にもひび割れが発生している状態です。
ただ、それ程深刻な深いひび割れではなく、凄く浅い髪の毛の様なひび割れです。
このひび割れの原因は何か?と申しますと、ブロックの上に塗装をしている事が原因です。
セメントを使ってブロックを積み上げ固めるのですが、ブロックに塗装をされているご自宅の大半が、積み上げて固めたブロックの表面の段差を無くす為に、一度左官工事を行い平らにします。
その状態から吹付け塗装をしています。
建物だけではなく、外の塀も車の振動や風や地震などの影響で揺れ動きます。
すると、元々は個々のブロックだった物を、セメントや表面の左官工事によって一つの壁として作っておりますので、揺れ動いた時に個々のブロックが離れようとして写真の様なひび割れが発生してしまいます
下の写真は塗装工事後の写真です。
塗ったばかりの時はひび割れも隠れて非常に綺麗な仕上がりになります。
しかし、上記の構造上の問題があり、後々ほぼ100%同じひび割れが発生してしまいます。
本来ブロックは無理に塗装工事をする必要はない物です。
一度塗装工事をしてしまうと、ひび割れや塗膜の剥がれが気になってしまい再び塗装をしなければならなくなります。
もし、まだブロックの塗装をされていないご自宅で、ブロックが汚くなったからという理由で塗装工事をご検討されている方は、一度弊社までご相談をお願い致します。
高圧洗浄だけでビックリする程綺麗になりますよ
塗ったが最後!!なんていう物も多々あるのです